ジョージとボスとココロは
案内所を出発した。
案内所を出発した。
「ホストファミリーの家は
この道沿にあって1本で行ける
とてもわかりやすい場所ですので
安心してくださいね。
とてもわかりやすい場所ですので
安心してくださいね。
この道がセントラル通りといい、
この道沿いに
王国最大の公園セントラルパークがあります。
そこで、今日は風船の日を祝う
フェスティバルをしています。」
そう話すジョージの横を
風船で作ったクマの帽子をかぶった
子供がリズムよく
走って追い越していった。
「お兄ちゃん待って〜!」
後ろから小さい女の子も
かわいいウサギの帽子をかぶって
追いかけていった。
ボスは女の子を応援するように
ワンワン!と鳴いた。
「あの子たちもフェスティバルに行くのでしょう。
もうすぐメインイベントの
バルーンリリースの時間ですからね。
私たちも参加いたしましょう。
バルーンのショーは圧巻ですよ♪」
少し歩くと並木の向こうから
音楽が聞こえてきた。
道を歩く人たちも増えてきた。
人々はそれぞれに
風船の花の髪飾りをつけたり、
風船のいちごを腕輪にしたり、
肩に風船の猿や犬を
つけていたりしていた。
ココロは華やかな雰囲気にワクワクした。
「ここがセントラルパークです。」
公園の入り口には
balloon festivalという文字の
バルーンが浮かんでいた。
溢れるように音楽と楽しそうな笑い声が聞こえた。
公園の中に入るとたくさんの人がいて
みんなが風船を持っていた。
風船でできたワンピースを着た女の人や、
動物の着ぐるみを着た人たちが
みんなにプカプカ浮かぶ風船を配っていた。
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